クモザル=霊長目 サル類 クモザル科(マキオザル科) 新世界ザル
英名:Spider Monkey
学名:Ateles paniscus
食べ物:木の実、果物、昆虫
出身:中南米の熱帯雨林たまにメキシコやアルゼンチン
寿命:野生で約22年
体長:40~60cm 尾80~88cm
体重:約6㎏
特徴:細い手足と長い尻尾、手には親指を持たない。
生息状況:準絶滅危惧種
蜘蛛のようなサル
メスは群れの縄張りを広く使い、成熟すると他のグループに加わる。
メスは2~5年ごとに子どもを産む。生まれた猿は一年ほど母親とともに過ごすが、そのあとは単独行動や仲間たちと遊び始める。優位なメスの子どもは大人になるまでに生き残る可能性が高い。
人間と‥
クモザル科は中南米に生息する猿のグループになり、クモザル、ホエザル、ウーリーモンキー、ティティ、ウアカリ、などが仲間になりオマキザル科に属する。そして、南アメリカのサルたちをまとめて「新世界ザル」と呼ばれている。新世界ザルたちは旧世界ザルにくらべて全体的に体が小さく、動作も緩慢になり、凶暴でない。
このサルたちは昔から原住民の食用のために狩られ、インディオはサルたちを重要な食料として祭礼時には焼いたり干し肉にして客へ出すという。そのため新世界ザルたちは人間をとても恐れている。尚、現在では森林伐採のため住みかもなくなってきいているという。
備考
クモザルには親指が退化してなくなっている。したがって、学名Ateles(アテレス)はギリシャ語で「不完全な」という意をもっている。
しかし、親指が無いのによく木から木へと手の力で渡って行けるなと関心してしまう。
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