ミーアキャット

ミーアキャット=食肉目 ジャコウネコ類 マングース科 スリカータ属
別名:スリカータ 
英名:Suricate or Meerkat
学名:Suriccata suricatta
食べ物:昆虫、ヘビ、サソリなど雑食性、特にサソリは大好物であり、サソリの毒には体勢を持っている。(動物園では肉や果物を与えている)
出身:アフリカ南西部の乾燥した低木地帯、特に石の多い開けた土地。
寿命:野生では5~15年 飼育では10~15年、長寿情報では20.6年生きたものもいる。
体長:25~35cm 尾17~25cm
特徴:背筋をピンッと伸ばし前足をお腹あたりに構え尾と後ろ足で立つ。その姿は直立不動の兵士のような勇ましさを感じる。それと、目の周りの黒い縁取り模様。長く黒い前足の爪。
生息状況:普通種


たとえ小さくても仲間がいれば‥

野生のミーアキャットは家族や仲間、5~30頭ほどの群れをなし生活をしている。食事や遊びの時も警戒心が強く数頭で見張りをし、捕食者を見つけるとさまざまな鳴き声を出し仲間へ危険を伝える。その鳴き声は危険の種類によって異なり、特に鋭い鳴き声は危険が迫っている知らせになるという。そして、縄張り意識も強く、集団で他の集団や毒蛇などを追い出し自分たちの巣穴を作る。巣穴は特徴である長い前足の爪で地面にトンネルのように堀り、そこで疲れた体を休めたりしている。朝になると砂漠の寒さ対策のため集団で太陽に向かって立ち上がり体を温めるために日光浴をしている。また、特徴である目の黒い縁は砂漠の強い日差しから目を守る役割があるのだ。
このように、ミーアキャットは社会性のある賢い動物である。

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