プレゼントを届けるロバたち

Merry Christmas!!

ラテン語でChris(キリスト)+mas(礼拝)=Christmas(クリスマス)という。


イエス・キリスト誕生を祝うキリスト教の記念日。神の子供が人と変わって生まれてきたことを祝う日。それが12月25日である。
だが、実際にはキリストが生まれた日は正確にわかっていない。紀元前7~4年頃の間みたいだ。
サンタクロースとは何者?
現在ではトナカイに乗ってプレゼントを持ってきてくれる白ひげのお爺さんだが、この人物のモデルはキリストの教父といわれる人物、聖ニコラウスである。オランダ語で読むと「シンタクロース」と言う。という事はオランダ生まれなのか?と思ってしまうが、そうではない。
ニコラウスの逸話では貧しい男が娘を嫁がせようとしていたが、持参金がなく途方にくれていたらしい。それを知ったニコラウスが煙突から金塊を投げ入れてくれた。その金塊は暖炉のそばにぶら下がっていた靴下の中にすっぽりと入ったのだ。翌朝靴下の中から金塊を見つけた男は娘を嫁がせる事ができたとさ。と言う話だ。ここからサンタクロース伝説が始まったのだと言う。

どんな形であれ、クリスマスの日は世界中で祝福をあげている。日本では家族やカップルで過ごす大切な日にもなっている。また、この日に限り世界中にいる貧しい子供達へのボランティア活動をする人々も沢山いる。新聞で見たが、ブラジルでは貧しい子供達を対象にサンタ宛てに欲しい物を書いて手紙を送るというプロジェクトが今でも続いている。それは、普通の人達が手紙を書いた子供のサンタになり変わりほしものを買って送るプロジェクトなのだ。なんとも暖かい気分にさせてくれる話だった。僕はキリスト教ではないが、イエスが言った言葉を読んでみる。「隣人を自分のように愛しなさい」。
争いばかり起こす人間にはこのようなイベント的な日が必要なのだ。

ちなみに、クリスマスの別名を「愛の日」とも言う。

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