フサオマキザル



フサオマキザル=霊長目 サル類 オマキザル科 新世界ザル
英名:Brown Capuchin
学名:Cebus apella
食べ物:果実、木の実、虫、小動物
出身:南アメリカ北東部 熱帯雨林
寿命:飼育約30~40年 野生約10~15年
体長:体長33~42cm、尾41~49cm
特徴:頭の上に角のように尖がった短いふさ毛(房毛)がある
生息状況:準絶滅危惧


さかさまで交尾をする!!

オマキザルと言う名前の由来は尾が木の枝に巻きつかれるように進化したことにちなんでいるらしい。尾が木の枝に巻きつけられる?ちょっと意味がわかんない気もするが‥


生態
フサオマキザルは他の亜種よりも湿気が高く標高の高い森林を好み8~15頭の群れで生活をしている。そして、このサルは他の種のサルと一緒に食事をする姿がまれにあるという。食物を見つけたり、捕食者から防御したりするためにたがいに助け合っているようだ。
オマキザルは道具を使って獲物を獲ることをする非常に頭の良いサルとしても有名である。
たとえば、硬い木の実を割ったり、樹洞にいる獲物を追い出したりするために棒や石を利用するのだ。動物園のフサオマキザルも石などを使って遊んだりするようだ。
そして、フサオマキザルは交尾をするとき、珍しいさかさまの体制(マウント)をとることがあるらしい。たぶん野生のフサオマキザルだと思うが、何の意味があってさかさまになるのかは解っていない。かなり不思議である。
もう一つ、ナショジオの記事にフサオマキザルが仲間を騙して食物を奪うと言うことが書いてあった。
それは、まだ確信は取れていないがバナナを餌に実験したところ、群れの中で序列が低いサルが餌にありつけないでいると大きな声をだしたと言う。バナナを食べいていた仲間達は捕食者が近づいてきた合図だと思い、逃げ出していく。そこへ食べれなかったサルがバナナにありつけたと言う記事だった。
まだまだ実験段階だが、もし本当に考えての行動ならかなり頭がよいサルだろう。

備考
オマキザルは漢字で尾巻猿と書く。ちなみに、英名のCapuchin(カプチン)という名はフランシスコ修道会の1派、カプチン会にちなんでいる。カプチン僧の帽子がオマキザルの頭部の黒い毛の形が似ていることからだという。
名前はみんな単純なのだ。

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