アカハナグマ



アカハナグマ=食肉目 アライグマ類 アライグマ科
英名:Southern Ring Taileb Coati
学名:Nasua nasua
食べ物:昆虫、果実、小型脊髄動物、腐肉、鳥や卵
出身:南アメリカ合衆国南西部、メキシコ、中央アメリカ、南アメリカ
寿命:野生で約7~8年、飼育は約10年
体長:40~70cm 尾長32~70cm
特徴:長い口吻、先が細く長い縞模様の尾、丸く小さい耳、長い爪
生息状況:地域的に減少傾向、IUCNレッドデータ:軽度懸念LC記載
漢字:赤鼻熊

繁殖期以外は孤独なオス達


生態
低地の草原や砂漠、低木林や熱帯雨林から高度2500mまでの高地森林まで幅広く適応する。昼行性でメスはその子供達との群れ10~20頭で生活し、オスは単独行動を強いられ生活をする。非常に活発な動物で、騒々しい群れは餌を求めて歩きまわり、群れの周囲では「見張り役」が捕食者を警戒し、鳴き声や尾の動きによってコミュニケーションをとっている。鳴き声は静かな呼び声や吠え声、口笛のような鳴き声、チューチュー鳴く声など様々にある。そして、歩くときに尾を浮かせて歩き、深い下生えの中では仲間の目印として群れの維持に役だっているという。
そして、アカハナグマの特徴である長い前足の爪は木登りなどに役立ち、尾はそのバランスをとる役割がある。長い口吻と長い爪は餌を探すときに役立ち、木の穴や土の中など、なかなか取れない餌も簡単に探し出していく。
繁殖期ななると単独生活していたオスはメスの群れに入ることが許される。
妊娠期間は約10~11週間で約2~7頭の子が生まれてくる。樹上で子育てをする。

しかし、この動物の社会はオスが可哀相に思えてならない。「帰ってくるな」といわれ続ける夫の気持ちはこのオスならわかってくれるのかもしれない‥男としてはほっとけない動物だと思う。アカハナグマのようになってる世の中のお父さん方、この動物をみて元気になって欲しい。そして、やり直して欲しい。そう願う。

人間と‥
現在アカハナグマはIUCNレッドデータに記載されている。軽度懸念LCのランクだが、減少傾向にあることは間違いない。主な原因は生息地の喪失、森林伐採や狩猟となっている。狩猟では原住民がアカハナグマを食料としている事があるみたいだ。


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