ドクターヤギー診療所
現在医者の数が足りていない。病院も経営負担などで廃業する世の中だ。昔のように医者にさえなれば給料なども高額でモテモテの時代ではない。時代はどんどん変わっていくのだ。今では医者は過酷な労働を強いられ給料が少ない。などで若い人には人気がないみたいだ。
医者不足は日本だけじゃなく世界中で起こっている。特に過酷な国での医師不足は深刻な状態が続いている。これから先、人口が増え続ければもっと必要になってくるだろう。
医者の業務は医療とは関係なく寝る時間もないほどの労働が強いられる。それで医療ミスなども起こる可能性があるという。尚、専門医などが多く総合的な内科医や救命救急医などが不足しているという現状があり、特に救命救急医などは休みがなく過酷な労働条件の中で働かなくてはならない。これにより、救急車の受け入れなどが出来なくなりたらい回しにされるケースもあるみたいだ。そして、医者は医療などの業務の他に雑務も多くあり、今の医者を勤めるには技術だけではなく体力や精神力がもっとも必要になるという。もしも、医者になりたいのなら今のうちに精神力や体力をつけていくことを進める。そして、何よりも命の重さを感じてほしい。
人手が足りないなら技術をもっと上げるしかない。昔は難病だった病気も今では簡単に治せるものになり、医療技術はかなりの速さで進んできはいる。もちろん、いまだ解明されずにいる病気も多い。だがその難病もこのまま技術が上がり続ければ治る病気になるかもしれない。癌だってあと何十年かすれば「ただの癌」と呼ばれている時代がきっとくるだろう。
医療技術が急速に上がっていったのは人体解剖がされ、人間の中身が詳しく解っていってからになる。しかも歴史上初の人体解剖は古代エジプトで行われていたという。エジプトの医療技術はとくに優れており、その技術は1973年のイギリス薬局方に適合していたほどだという。そして、エジプトの専門医には眼科医、消化器科医、肛門医、歯科医などがあったという。エジプト文明が長く続いたのもそのような高度な技術があったからこそだと思う。このエジプト医療技術は現代に継続されずに時代が終わってしまったが、もしもエジプトの医療技術を引き継いでこれたなら今治せない病気も治せる時代になっていたのかもしれない。
今現在、発掘などにより最古の結核患者やマラリア患者のミイラが発見された。これにより未だに治せないマラリア患者の治療方が見つかる可能性があるみたいだ。医療技術を進歩させるには医学の知識だけではなく考古学などの他の分野からも多くのヒントが隠されている。特にエジプトの歴史は今だ謎だらけだ。これぞ「古きを温ね新しきを知る」温故知新になる。