ゴイシチャボ


ゴイシチャボ=キジ目 キジ科 
英名:Black and White Spangled Japanese Bantam
学名:Gallus gallus domesticus
出身:日本
食べ物:ミミズ、青虫、イネ科の雑草
体長:30cm
寿命:約10年
特徴:碁石のような模様
生息状況:不明
漢字:碁石矮鶏

一升瓶に3羽も入る超小型種もいた!


日本ニワトリの品種。「矮鶏」チャボとは小型ニワトリの総称であり、この種のニワトリは全て小さく、体重もオスで平均730g(0.7㎏)、メスで平均610g(0.6㎏)ほどしかない。
チャボは25種が上げられており、その飼育数も多いという。
このチャボは、白、桂、黒、猩々(しょうじょう)、碁石、逆毛、浅黄色、真黒、翁、などの種がおり、主な特徴としては、胸がよく張り、謡羽(うたいばね)は直立し、翼は傾斜して地面に接している。そして、冠は5歯に分かれ、腿(もも)、脛(すね)は太くて短い。かつては一升瓶に3羽が入るような超小型のチャボが珍重されていたが、現在はこのような固体が認められていないみたいだ。
そして1941年に天然記念物に指定されている。

歴史
チャボは江戸時代初期にオランダ船で中国を経由して日本に輸入されたという。その名の由来はベトナムにあった旧王国チャンパに由来しているとされ、チャンパがチャンボ、そして、日本でチャボとなったらしい。ちなみにゴイシチャボはその名のとおり、碁石のような模様から名づけられた。
チャボは現在も高い人気があり、品位ある愛らしい姿とおとなしい性格は沢山の愛好家をうみ、海外においても好評が高いという。だが、鳴き声など飼育が敬遠され、絶滅が懸念されている種もいるみたいだ。