夏祭り
夢見島の夏祭り「神輿編」
夏祭りといえば花火大会、盆踊り、お神輿などがあり、今回はその中の一つ「神輿」について調べてみました。
お神輿の起源
神輿とは祭礼の時にかつぐ、神霊を安置した輿のことを言う。
奈良時代749年、聖武天皇が現在は世界文化遺産にもなった東大寺を奈良に建て、奈良の大仏(毘盧遮那仏)を建立し、国の象徴として建設にあたった時、宇佐八番神がその建設に際し、紫色の外観に屋根には金色の鳳凰が輝く天皇の乗り物「鳳輦(ほうれん)」に乗り、奈良の都へと渡御した。その乗ってきた乗り物こそが現在の神輿の原型となっているという。
平安時代、近江の日吉大社や京都の八坂神社(古、祇園社)今宮神社、北野天満宮、大阪の大阪天満宮などで神輿が作られ始めた。神輿は鳳輦をモデルにしているが、魔除け用の巴紋や神紋を飾り、神社にある鳥居や玉垣、高欄などを付けていった。そののち、京都・奈良を中心に全国に広まっていき現在にいたる。
これが神輿の起源だとされているが、一説によると紀元前13世紀、現在では「失われたアーク伝説」とも言われているユダヤ教徒のヘブライの秘宝「契約の箱」が日本の神輿と類似点が多いことからユダヤの文化が日本に由来したことが始まりだという説もあるという。
この契約の箱(アーク)とは紀元前13世紀にモーセという人物が神から授かった「十戒石版」を保管するために作られた箱であり、旧約聖書のエジプト記にはその箱の作り方が記されているらしい。そして、そのアークは全体に黄金が貼られ、上部には二つのケルビムの象(キリスト教、ユダヤ教で知識をつかさどる天使)が羽を広げ向かい合っているという。そして、アークの下部には2本の棒が貫通し、移動の時にはレビ族が肩で担ぎ、鐘や太鼓などを鳴らしながら騒ぎ立てて移動するという。
このように日本の神輿と共通点が多いことからユダヤ教徒の文化が伝来しているのではという説があるのだ。この説が本当ならもしかすると伝説のアークは今、日本にあるのかもしれない…。
(ウィキペディア参照)
話が大分それてしまった…
余談だが、神輿の時の声掛けで「せいや」や「わっしょい」などの声が町中に響いている。「せいや」は「背負えや」から…、「わっしょい」は「和で背負う」という言葉から転じたという。
ちなみに、神輿は担ぎ手の全員が息を合わせて移動していく、激しく揺さぶりながら移動するのは神様の荒々しい御魂(荒魂)を乗せているので激しく揺さぶり、荒々しい御霊が神威を発揮してくれるようにという願いも込まれている。
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